企業が主体となって運営する退職金制度で、従業員の福利厚生のために公的年金とは別の独自給付を行います。
掛け金は企業負担で、基金加入3年以上15年未満の方には一時金を15年以上の加入者は年金か一時金のいずれかを選択可能です。
企業年金の種類
○ 企業年金制度には3つの種類が存在します。
1.厚生年金基金
厚生労働省の認可を受けて法人を設立し、国の厚生年金保険の一部を代行して運用するとともに基金の独自の上乗せをして給付する制度です。
2.確定給付企業年金
加入期間や給与等に基づいて従業員が将来受け取る給付額が約束されている制度です。
3.確定拠出企業年金
企業が負担する金額が決められており、加入者が自分で資産運用を行い、その結果によって受けられる年金額が決まる制度です。(企業側の負担経験)